探偵と値段交渉はできる?やってはいけない値段交渉や可能なケースについて

探偵の調査料金もうちょっと安くできないかな…

探偵に調査依頼をする際、何とか安くできないか「値段交渉」をしてみようとお考えの方もいらっしゃるかと思います。

果たして探偵への値段交渉というのは実際に可能なのでしょうか?可能だとすればその方法は?という点について解説してみたいと思います。

基本的にやってはいけない値段交渉

まず、探偵と値段交渉するにしてもやってはいけない方法やケースがあります。

調査員の人数を減らしてもらう

探偵業界での代表的な費用の計算式:

「1時間料金×調査員人数×調査時間」=調査費用

(例)調査員2名→1名に減らす

浮気調査など尾行をおこなう調査では上記のような計算式によって費用が算出されるため、調査員の人数によって料金が変わることが多いです。

そのため、調査員2名を1名に減らしてもらえば簡単に安くできるのでは?とのお考えで調査員を減らす値段交渉をされる方もいらっしゃるようです。

しかし、調査員の人数を減らすことは調査の成功率に大きな影響が出ます。

調査力のイメージ

3名 >>> 2名 >>>>> 1名

特に1名で調査をおこなう場合は出来ることはかなり限定され、せっかくの浮気の証拠取得チャンスを逃してしまう可能性が高くなります。※尾行での失敗や発覚リスクも高まります。

浮気調査をする本来の目的をお考えになってみてください。不貞の証拠を取ることが一番の目的であって、安く浮気調査をすることが一番の目的ではないはずです。

調査員を減らして安く浮気調査をしたばっかりに不貞の証拠を取り逃したり「失敗したのは調査員を減らしたことが原因」などと言われてしまうのでは本末転倒となってしまいます。

調査員を減らすと安くできても肝心の調査が上手くいかなくなる可能性が高いのね

調査料金表がない探偵社と値段交渉

調査料金表のない探偵社の場合、基準となる料金がないため、値切って割り引いてもらったと思ったら「実は相手の思うツボだった」ということがあり得ます。

料金表がない

探偵社側は自由な金額を提示可能

探偵社側、ふっかける

依頼者、値段交渉で値切る

探偵社側、安くする

値段交渉成功と思い、依頼者契約

最初に高くふっかけてハードルを高くし、そのあとでハードルを下げた本命の金額を提示するのは探偵に限らず交渉で使われるテクニックです。

要するに最初から値段交渉するには不利な状況であるとお考え下さい。

値段交渉するにはまず「相手の調査料金を知っていること」が前提となるのね

探偵側が値段交渉に応じるケースとは?

逆の立場になって考えてみましょう。

様々な事情から決定した料金を、初めてのお客さんにいきなり値引き要求され、それもただ単に割り引いて欲しいと言われて、果たしてそれに応じられるでしょうか?

探偵側にもいわゆるWin-Win 」の状況がなければ値段交渉に応じることはできないと考えるのが自然です。

ではその「 Win-Win 」の状況とは?

探偵側がどうしても依頼契約が欲しい(困っている)

例えば、ご自身で「この予算内で調査してほしい」と提示した場合、どうしても依頼が欲しい探偵の場合は割安であっても依頼を受ける可能性はあるでしょう。

良いお客さん(お得意様)と判断された時

初めてのお客さんでも「お得意様」のように判断されるとすれば、ある程度まとまった日数の契約(1週間など)を希望した時が考えられます。

いずれにしても値段交渉に応じる探偵を探すのはなかなか根気のいる作業となりそうだね

値段交渉

値段交渉ではなく割引プランを利用する方法

そもそも探偵は値引きした料金プランを用意しています。

ご自身が選んだ探偵と値段交渉をしたり、値段交渉に応じる探偵を探したりするよりは、まずご自身に合った割引プランがある探偵を選ぶほうが効率は良いはずです。

パック料金、定額料金

これらの料金プランはある程度の時間を契約することによって通常料金から割引があります。

割引率を見て選ぶのも良いかもしれません。

お試しプラン

1回だけの調査を割引してもらいたいという方は値段交渉以外では「お試しプラン」の利用が挙げられます。

お試しプランは通常の浮気調査よりも安いかわりに簡易的な調査となっています。

本格的に浮気調査を依頼する前に1回だけできるだけ安く依頼してみたいなどという方が向いていると言えます。

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