探偵・興信所の浮気調査の料金表を見ていると、東京都内の探偵とそれ以外の探偵では料金に差があることに気が付く方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に言えば地方の探偵は東京の探偵より調査料金が安い傾向があり、同じ費用で長い期間の調査が可能となります。
なぜ地方の費用相場は安いのか
- 事務所の賃料が安い
- 調査対象者が車で移動することが多い
- 一軒家に住んでいる人が多い
- 人件費があまりかからない
最も大きな要素は地方は「車による移動が基本」であることです。
これは調査方法や契約内容に関係してきます。
自家用車にGPSを設置することにより、まず移動履歴を確認し、浮気していなさそうな日は調査員は動かず、浮気相手と会っていると判断できる日だけ調査員が実働するのです。
調査しても無駄な日が先にわかるってことなのね
これによって長期間契約を安めの費用で契約することが可能になります。
※但し、調査対象者が車以外で移動する場合はこういった契約は締結できない可能性はあります。
東京の探偵はなぜ相場が高めなのか?
- 事務所の賃料が高い
- 調査対象者は徒歩+交通機関による移動が多い
- マンションに住んでいる人やオフィスビルに勤務している人が多い
- 人件費がかかる
都内の事務所賃料はかなり高いため固定費が料金相場に影響している面もありますが、最も大きな点は都内は交通機関が充実しているため「徒歩+交通機関による移動をする人が多い」ことです。
徒歩+交通機関の移動の場合、GPSが使用できず調査対象者が移動して動きを見てから調査をおこなうという方法は取ることができません。あらかじめ張り込みをしてから調査対象者の動きを逐一監視していなければならないのです。
調査してから無駄だったとわかることが多いってことなのね…
※また、出入口の多いマンションやオフィスビルなどでは調査人員を増やさなければならない場合もあります。
動きを見てから調査をおこなう方法が取れない場合、どうしても調査回数やいわゆる空振り調査が増えてきますので、総額費用も東京都内は高くなりがちです。
地方の探偵はそもそも無駄を省くことができる → 無駄な分は実働していないので安く受けられる
都内の探偵は実働してから無駄とわかる → 無駄でも実働した料金分をタダにはできない
完全成功報酬制
この「無駄でも実働した分」がタダになる料金プランがないわけではありません。
浮気の証拠がとれなければ料金はかからない「(完全)成功報酬制」という料金プランです。
都内でもこの「(完全)成功報酬制」を売りにしている探偵事務所・興信所も見られますが、ご注意いただきたいのは都内探偵の成功報酬制と地方探偵の成功報酬制ではやはり費用相場に大きな差があるということです。
前述の「無駄でも実働した料金分」は成功した場合は全額調査費用として加算されますので、結局のところ都内の探偵は相場が高いということになります。