浮気調査の本当の格安料金相場とは?見せかけの格安を見抜く方法

浮気調査を依頼したい人にしてみれば、ちゃんと調査してくれてしかも費用が安い、という探偵に依頼したいところかと思いますが、その探偵が安いのか高いのか、実際に依頼して請求額を見るまではわからないというケースがあります。

しかし、依頼を考えている人からすれば当然依頼する前に知りたいわけで、いちいち釣られて問い合わせなどもせずに

最初から何か見抜ける方法はないの?

ということになるでしょう。

ウェブサイトで「キャッチフレーズで格安や激安と言っているだけ」みたいな嘘を書いている場合は論外なのですが(本当に「格安」「激安」と言っているだけで何も根拠を示していない探偵もいます)、厄介なのは一見、格安に思えるような方法・テクニックを使用している探偵事務所や興信所です。

ここではウェブサイトや宣伝において探偵・興信所側が格安の浮気調査に見せかけるために使っていると思われる方法を分析してみたいと思います。

探偵が格安料金に見せかけるために使用している方法

さまざまな探偵のウェブサイトを見てきた中で使用されていた「費用を安く見せかけるテクニック」、悪く言えば「お客さんを釣ったり勘違いさせたりしている方法」をいくつか挙げてみます。

「総額」は絶対に書かない

たいていの場合「総額では格安とはならない費用を取る」ことを目的としていますので、大きな金額となる総額は絶対に明らかにしません。

<例> 浮気調査 1時間〇千円(何時間の契約かは言っていない)

「円~」を使っている

「円~」はその金額とは限りませんので後から理由をつけて金額を大きくすることが可能ですよね。

<例> 2500円~(2500円とは言っていない)

単純な方法ですが最も多く見られる方法です。

やはり「2500円~」などと書かれるとどうしても数字のほうにつられやすいというのもあります。

1日(1稼働)単位を使う

時間単位ではっきりした料金を書くと誰でも費用が計算できてしまいますので「1日(1稼働)」単位を使います。この場合、何時間の調査かを都合よく変えることができます。

<例> 1日〇万円(何時間とは言っていない)

同じ料金の場合、当然ですが調査時間が短いほうが割高となります。※1日単位でも時間や調査員数が書いてあれば計算は容易です。

調査員何名での契約なのかを書かない

1日(1稼働)と同じく、書いてしまうと誰でも費用が計算できてしまいますので人数は書きません。
この場合、後で人数を都合よく変えることができます。

<例> 〇万円(調査員何名とは言っていない)

同じ料金の場合、当然ですが調査員数が少ないほうが割高となります。

小さい金額になる仕組みを用意して表示

実際にその金額で契約する人がいるかどうかは別として、何らかの条件でその料金になるような仕組みを用意します。

<例> 通常1時間8000円→4000円(1か月間契約の場合)

1か月間契約など長期契約を条件として割引した場合の最も安い金額だけを提示し、安く見せかけているケースがあります。通常は浮気調査で1か月間の契約などは必要ありません。

<例> 本来の浮気調査の費用ではない金額

例としては「基本料金」「GPSによる調査」の料金です。

この場合、基本料金は時間料金とは別にかかる料金で、例えば「基本料金10,000円」の場合、「浮気調査10,000円~」などとしています。

「GPSによる調査」は調査員が実働しない調査ですので実際かなり安い料金で受けられます。この場合、本来の浮気調査は全く別の料金(もっと高い料金)になっています。

格安・激安に見せかける探偵を避けるには?

目安としては「1時間料金,000円以下」の超格安料金は疑ったほうがよいです。

何の固定費も人件費もかからない個人でない限り、探偵事務所はそんな安い金額では経営が成り立ちませんし「何か他の事業で儲けて、探偵はボランティアでやっている」みたいな探偵は存在しません。

どんな探偵も利益を求めており、通常は調査料金から利益を確保できるような妥当な金額設定がされていると考えるのが普通です。

格安料金か計算する

本当に格安の浮気調査かどうか調べるには?

浮気調査でかかる日数に関しては1か月間は論外としてもケースバイケースになるので、とりあえず1時間単位の料金で考えることがポイントとなります。

格安・激安かどうか見極める方法としては、主に2つの方法があります。

自分で料金が計算可能か

まず1つは、ウェブサイトでの料金表や掲載情報から「自分で費用が計算可能」かどうかです。

以下の項目が明確であれば費用が計算できるでしょう。

  • 1時間(調査員1名)料金
  • 調査員人数
  • 契約時間
  • 延長料金

これらの項目から例えば「もし10時間調査したらいくらになるのか」を計算してみてください。

総額表示の場合、最低でも調査員2名料金になっているか

定額料金(12時間契約)やパック料金プラン(30時間契約など)の場合、総額が表示されていると思いますが、最低でも調査員2名以上の金額なのかどうかが重要です。

もしこの金額が1名料金だった場合、実際には2名(2倍)以上の費用になる可能性が高いですし、そうではなく1名で調査するなら逆に割高となっている可能性があります。

結局のところ「調査員1名(1時間)の料金」がいくらかというのが格安かどうかを判断する目安となります。

浮気調査の格安料金の相場

最後に浮気調査で「格安といえる相場」はいくらなのか?を記載いたします。

相場1時間(1名)料金
東京8,000円~10,000円
安い6,000円~7,000円
格安5,000円以下

例えば比較的相場の高い東京では「1時間1名8,000円~10,000円」が一般的な相場(※当サイト独自調査の結果では「約9,600円」)となります。

ですので、これより低い「6,000円~7,000円」は安い「5,000円以下」は格安と言えるでしょう。

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